農林水産省は、第38回バイオマスタウン構想を公表した。バイオマスタウン構想とは、域内において、広く地域の関係者の連携の下、バイオマスの発生から利用まで効率的なプロセスで結ばれた総合的利活用システムが構築され、安定的かつ適正なバイオマス利活用が行われることを目指し、市町村等が作成する構想。市町村等から公表の申請を受けたバイオマスタウン構想案は、関係する1府6省(内閣府、総務省、文部科学省、農林水産省[事務局]、経済産業省、国土交通省、環境省)で構成されるバイオマス・ニッポン総合戦略推進会議において基準に合致しているか検討された後、公表される。今回、新規で3件(長野県飯田市、滋賀県湖北町、宮崎県延岡市)構想が公表された。これにより、全国のバイオマスタウン構想公表数は221地区222市町村となった。