アキレス(株)は、2010年1月に日本ウレタン工業協会が発表した「ノンフロン化宣言」を踏まえ、住宅断熱用ウレタンフォームのノンフロン化へ向けて、今後さらに技術供与及び供給体制を強化すると発表した。従来、同分野の発泡剤としては、オゾン層を破壊せず省エネ効果の高いHFC(代替フロン)が主に利用されてきた。しかしHFCは地球温暖化係数が高いことから、その代替となるノンフロン化技術が強く求められている。そこで同社では、超臨界二酸化炭素を利用した発泡システムなどのノンフロン化技術を業界に先駆けて開発してきた。2010年に入り、「ノンフロン化宣言」や、住宅版エコポイント制度におけるノンフロン断熱材の指定などが発表されていることを踏まえ、同社では今後、長年培ってきたノンフロン化技術の供給システムをより充実させるとともに、特別な発泡装置を必要としない水発泡システムの供給による市場拡大も図るという。
情報源 |
アキレス(株) ニュースリリース
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機関 | アキレス(株) |
分野 |
地球環境 |
キーワード | 代替フロン | オゾン層 | アキレス | 断熱材 | HFC | ノンフロン | 住宅版エコポイント | ウレタンフォーム | 地球温暖化係数 | 超臨界二酸化炭素 |
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