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 環境省、「生物多様性国家戦略2010」の閣議決定を公表

発表日:2010.03.16


  環境省は、平成22年3月16日(火)に、「生物多様性国家戦略2010」が閣議決定されたと公表した。これは、生物多様性基本法に基づく初めての生物多様性国家戦略となるもので、平成19年に策定した「第三次生物多様性国家戦略」の構成や計画期間等を引き継ぎつつ、今年10月に名古屋市で開催される生物多様性条約第10 回締約国会議(COP10)に向けた取組等を視野に、内容の充実を図っているという。なお、同戦略のポイントは、1)「ポスト2010年目標」の日本提案を踏まえ、初めて目標年を明示した総合的・段階的な目標(中長期目標:2050年と短期目標:2020年)を設定、2)COP10の日本開催を踏まえ、地球規模で生物多様性の保全と持続可能な利用を実現するための国際的な取組を推進、3)COP10を契機に、生物多様性の保全と持続可能な利用を様々な社会経済活動に組み込み、多様な主体が行動する社会の実現に向けた国内施策を充実・強化、の3点という。

情報源 環境省 報道発表資料
機関 環境省
分野 自然環境
キーワード 生物多様性 | 環境省 | 持続可能 | 名古屋市 | COP10 | 国家戦略 | 生物多様性基本法 | ポスト2010年目標 | 社会経済
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