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 (独)新エネルギー・産業技術総合開発機構、UAEで水循環実証施設を完成

発表日:2010.04.26


  (独)新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は、アラブ首長国連邦(UAE)を構成する首長国の1つ、ラスアルハイマ首長国で進めている「省水型・環境調和型水循環プロジェクト」の水循環実証施設が完成したと発表した。同プロジェクトは、NEDOが海外水循環ソリューション技術研究組合(GWSTA:(株)日立プラントテクノロジーと東レ(株)が設立)に委託して実施するもので、同国内のアルガイル工業団地に水循環実証プラント(処理能力:約2,000m3/日)を設置し、下水処理費用の徴収と再生水販売の実証を行う。具体的には、同工業団地内の生活排水をMBR(膜分離活性汚泥法)で高度処理するとともに、RO膜を用いた処理により高レベル再生水を製造し、工業用水等として再利用する。同事業により、水不足や必要な排水処理設備の不足といった同様の問題を抱える他地域への事業展開が期待されるという。

情報源 (独)新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO) プレスリリース
機関 (独)新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)
分野 水・土壌環境
キーワード 下水処理 | RO膜 | 新エネルギー・産業技術総合開発機構 | NEDO | 東レ | 日立プラントテクノロジー | 水循環 | MBR | 再生水 | ラスアルハイマ首長国
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