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 (独)国立環境研究所と環境省、「環境GIS」ホームページ「大気汚染予測システム」に全国の光化学オキシダント等の詳細予測を開始

発表日:2010.04.27


  (独)国立環境研究所(NIES)と環境省は、NIESが運用する「環境GIS」ホームページ内「大気汚染予測システム」サイト(愛称:VENUS)において、全国の光化学オキシダント等の詳細予測の公開を、平成22年4月28日午前9時から開始すると発表した。VENUSでは、光化学オキシダント及び二酸化窒素の大気汚染濃度を、気象モデルと化学輸送モデルから予測し、その結果を1時間毎の汚染濃度分布予測図(メッシュマップ)として視覚的に提供する。今回、従来の九州、関西、中部及び関東地域に加え、中四国及び東北地域の予測システムを新たに開発したことで、全国(ただし北海道と沖縄県を除く)における地域ごとの詳細な汚染濃度の予測結果を試験提供することが可能となった。同システムにより、地域の汚染濃度予測図から、光化学オキシダントの濃度上昇を予想することができ、光化学オキシダント注意報等が発令された場合に備え、事前に対応できるなどの活用例が考えられるという。

情報源 (独)国立環境研究所 記者発表
環境省 報道発表資料
機関 (独)国立環境研究所 環境省
分野 大気環境
キーワード 環境省 | 国立環境研究所 | 環境GIS | 二酸化窒素 | 光化学オキシダント | NO2 | 大気汚染予測システム | VENUS | 濃度予測
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