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 (株)地球快適化インスティテュートなど、オーストラリアで節水型農業技術の実証試験を開始

発表日:2010.09.21


  (株)地球快適化インスティテュートは、オーストラリア・ビクトリア州政府及びメビオール(株)と共同で、ビクトリア州における節水型農業技術の実証試験を開始したと発表した。オーストラリアでは、度重なる干ばつと慢性的な水不足問題を抱えている。そこで今回の実証試験では、メビオールが開発した、膜を活用した新規栽培システムに着目し、ビクトリア州で節水型農業技術に関する研究を推進する。現在、ビクトリア州第一産業省ノックスフィールドセンターで、同システムによるトマトの栽培実証試験を開始しており、これにより、水の使用量を最大限削減するだけでなく、トマトの味や栄養成分向上も期待できるという。(株)地球快適化インスティテュートは、2009年4月に設立された(株)三菱ケミカルホールディングスの子会社であり、節水型農業技術に関する今回の共同研究をはじめとして、今後も水・食糧問題の解決に取り組んでいくという。

情報源 (株)地球快適化インスティテュート ニュース
機関 (株)地球快適化インスティテュート
分野 水・土壌環境
キーワード 干ばつ | 節水 | オーストラリア | 膜 | 水不足 | 地球快適化インスティテュート | 農業技術 | 栽培 | 三菱ケミカルホールディングス | メビオール
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