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 トヨタ自動車(株)、住宅と車のエネルギー消費を最適化するエネルギー管理システムを開発

発表日:2010.10.05


  トヨタ自動車(株)は、低炭素社会の実現に向けた取り組みの一環として、住宅と車のエネルギー消費を最適化する同社独自のシステムを開発したと発表した。このシステムの特徴は、プラグインハイブリッド車(PHV)や電気自動車(EV)から送信されるバッテリー残量や、住宅内のエネルギー使用を管理するHEMS(ホームエネルギーマネジメントシステム)から送信される電力消費等の情報、さらには電力供給事業者や自家発電(太陽光発電等)による電力供給の情報等をあわせて、生活圏全体でのCO2排出量と居住者の費用負担を最小化するように、車両の充電や住宅内の電力消費を調整するとともに、居住者・車両使用者に情報を提供することで、外出先からでも遠隔制御できることである。また、各居住者の生活パターンに応じた最適なエネルギー消費計画を立てることもできるという。同社は、2010年9月から、「六ヶ所村スマートグリッド実証実験」において、同システムを実験的に稼動させており、約2年間にわたる実証実験を通じて、システムのさらなる進化に取り組んでいくという。

情報源 トヨタ自動車(株) ニュースリリース
機関 トヨタ自動車(株)
分野 地球環境
キーワード 太陽光発電 | HEMS | 電気自動車 | 低炭素社会 | EV | トヨタ自動車 | プラグインハイブリッド車 | スマートグリッド | PHV | エネルギー消費
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