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 (株)矢野経済研究所、リチウムイオン電池主要4部材世界市場に関する調査結果2010を発表

発表日:2011.01.14


  (株)矢野経済研究所は、リチウムイオン電池(LIB)主要4部材世界市場に関する調査結果を「2010年版 リチウムイオン電池部材市場の現状と将来展望~主要4部材編~」にまとめた。今回対象とした部材は、正極材、負極材、セパレーター、電解液である。同調査によると、これら4部材の2010年度における世界市場規模は、前年度比121.2%の3,666億円となる見込み。また、電気自動車(EV)・プラグインハイブリッド車(PHEV)・ハイブリッド車(HEV)など、リチウムイオン電池を搭載した電動自動車が、2010年末から2012年にかけて各自動車メーカーより一斉に販売される見込みで、車載用LIBの大幅な需要増加が期待できることから、2012年度の世界市場規模は前年度比121.1%の5,196億円と予測されている。一方、LIB主要4部材の世界市場規模(出荷金額ベース)を国別に見てみると、2010年度には日系メーカーが55.9%(2008年度66.0%)、中国が23.0%(同13.9%)、韓国は13.8%(同12.2%)であり、日系メーカーのシェアは減少傾向にあるという。

情報源 (株)矢野経済研究所 YRIマーケットNow!
機関 (株)矢野経済研究所
分野 地球環境
キーワード リチウムイオン電池 | 電気自動車 | EV | プラグインハイブリッド車 | 市場調査 | 正極材 | 負極材 | 電解液 | 矢野経済研究所 | セパレーター
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