国内ニュース


 (株)ホンダソルテック、新型の薄膜太陽電池を2011年中に発売へ

発表日:2011.01.26


  本田技研工業(株)の子会社で、太陽電池の製造・販売を手がける(株)ホンダソルテックは、新型のCIGS薄膜太陽電池を2011年中に発売すると発表した。CIGS薄膜太陽電池とは、同社が独自開発した太陽電池で、銅-インジウム-ガリウム-セレンの化合物を素材とした薄膜で形成されている。今回、この太陽電池をさらに改良し、現行モデルに比べて2/3に小型化するとともに、モジュール変換効率(モジュール1m2に当たる太陽光エネルギーを、電気エネルギーに変える効率)を、現在市販されているCIGS薄膜太陽電池では世界最高レベルとなる13.0%以上に向上させる見込みという。これらの改良により、様々な形状の屋根に効率良く設置できるとともに、同じ設置面積でより多く発電することが可能となる。同社では今後、発売に向けてさらなるモジュール変換効率の向上を目指すという。

情報源 本田技研工業(株) 広報発表
機関 本田技研工業(株) (株)ホンダソルテック
分野 地球環境
キーワード 太陽光発電 | 太陽電池 | 本田技研工業 | ホンダソルテック | 薄膜 | 変換効率 | CIGS | モジュール | 小型化
関連ニュース

関連する環境技術