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 富士電機システムズ(株)、「北九州水素タウン」向けに純水素型100KW燃料電池の実証試験を開始

発表日:2011.02.01


  富士電機システムズ(株)は、水素供給・利用技術研究組合(HySUT)が実施する「北九州水素タウンプロジェクト」において、岩谷産業(株)の協力業者として、純水素型100KW燃料電池の実証実験を開始した。同プロジェクトは、経済産業省の「水素利用社会システム構築実証事業」の一環として行われるもので、北九州市八幡東田地区の製鐵所で製造された水素を利用して純水素型燃料電池を発電させ、その発電電力を、近隣の集合住宅・戸建住宅や商業施設、公共施設に供給する。今回、同社は、「北九州市立いのちのたび博物館(自然史・歴史博物館)」に業務用100kW級純水素型燃料電池1台を設置し、発電電力を博物館の電気設備に供給するとともに、発電に伴う排熱を冷暖房設備に利用する。同システムでは、排出される副生水素や排出熱を有効活用することで、省エネルギー性の向上を目指すという。

情報源 富士電機ホールディングス(株) ニュースリリース
機関 富士電機システムズ(株)(現:富士電機(株))
分野 地球環境
キーワード 燃料電池 | 省エネルギー | 排熱利用 | 経済産業省 | 北九州市 | 公共施設 | 水素タウン | HySUT | 水素供給・利用技術研究組合 | 富士電機システムズ
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