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 環境省、「アジア太平洋地域における生物多様性と生態系サービスに関するスコーピングワークショップ」の結果を公表

発表日:2011.02.17


  環境省は、2011年2月13~15日に東京で開催された、アジア太平洋地球変動研究ネットワーク(APN)による「アジア太平洋地域における生物多様性と生態系サービスに関するスコーピングワークショップ」の結果を発表した。同ワークショップでは、APNが1996年発足以降に支援してきた研究プロジェクトの中から、「生物多様性」、「生態系サービス」及び「土地利用・土地被覆変化」を主なテーマとするプロジェクトについて、成果の整理・評価を実施。その上で、まだ研究が及んでいない領域や、今後重点的に研究を進めるべきテーマを分析し、研究分野を特定する目的で議論を行った。議論の結果、生物多様性の保全とグリーングロースを達成し、win-winを実現することの重要性が再確認され、改めてAPNのようなメカニズムを通じた対話、議論、共同研究、能力開発の必要性が明らかになった。また、「生物多様性及び生態系サービスに関する政府間科学政策プラットフォーム(IPBES)」の発足を機に、この国際的な枠組みのなかで、アジア太平洋地域における今後の活動の重点課題についてさらなる議論が必須であるとされた。

情報源 環境省 報道発表資料
機関 環境省 アジア太平洋地球変動研究ネットワーク(APN)
分野 自然環境
キーワード 生物多様性 | 環境省 | 土地利用 | 生態系サービス | IPBES | ワークショップ | アジア | 土地被覆 | アジア太平洋地球変動研究ネットワーク | APN
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