三菱重工業(株)は、米国の大手発電ディベロッパーAES Wind Generationのグループ会社であるマウンテンビューパワーパートナーズIV社から、出力1,000kWの大型風力発電設備49基(総発電出力4万9,000kW)を受注したと発表した。これは、同国カリフォルニア州パームスプリング市で進める大規模風力発電プロジェクトに採用されるもので、納期は、2011年末。今後、同社製600kW風車が稼動しているサイトに隣接して設置され、地域の電力をまかなうという。なお、今回納入する風車は、ブレード(翼)の構造や形状に工夫を施し、低風速でも高性能な発電を実現したもので、全世界で1,976基が運転されている。今回の受注はこれらの実績と技術的信頼性が高く評価されたことによるという。米国では、風力発電などの再生可能エネルギー導入を後押しするため、政府による優遇税制措置(PTC)や設備投資への助成制度に加え、多くの州でも再生可能エネルギー用割当基準(RPS)の導入が進んでおり、今後も大規模な風車の建設が続くものと期待されるという。
情報源 |
三菱重工業(株) ニュース
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機関 | 三菱重工業(株) |
分野 |
地球環境 |
キーワード | 風力発電 | 再生可能エネルギー | 三菱重工業 | プロジェクト | 助成 | ブレード | 米国 | 税制優遇措置 | カリフォルニア | 設備投資 |
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