(独)海上技術安全研究所、(株)eスター及び東海運(株)からなる産官研究グループは、(独)鉄道建設・運輸施設整備支援機構による研究支援を受けて、舶用ディーゼルエンジンから発生する排ガス(400℃程度)のエネルギーを効率よく回収し、船内電源として活用する「船舶用低温排熱回収システム」を開発した。この装置は、温度差のある熱源を用いた気体の膨張・収縮により駆動力を得る「スターリングエンジン」を利用。省エネと港内排気ガス汚染の削減の両方への貢献が期待されるという。平成19年10月以降、実際の船舶に搭載して実海域での実証試験を計画している。
情報源 |
海上技術安全研究所 プレス発表
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機関 | 海上技術安全研究所 |
分野 |
地球環境 大気環境 |
キーワード | 省エネルギー | 船舶 | 低温 | ディーゼルエンジン | 排熱回収 | 排ガス | 海上技術安全研究所 |
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