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 日立建機(株)と石坂産業(株)、電動式油圧ショベルを用いたCO2排出削減事業を開始

発表日:2011.04.06


  日立建機(株)と石坂産業(株)は共同で、国内クレジット制度に基づく電動式油圧ショベルを用いたCO2排出削減事業を開始したと発表した。この事業は、平成23年3月23日に経済産業省より事業承認されたもの。方法論は「電動式建設機械・産業車両への更新」となっており、建設機械の電動化による排出削減方法論は世界初となる。同事業には、排出削減事業者として石坂産業、事業共同実施者として日立キャピタル(株)、事業関連業者として日立建機が参画。日立建機が電動式油圧ショベルを石坂産業に納入し、石坂産業が排出削減事業を開始し、削減量のモニタリングを実施する。石坂産業の排出削減事業計画では、エンジン駆動式油圧ショベルにより発生していた年間約137tのCO2排出量のうち87t(64%)のCO2削減を見込んでいる。さらに、屋内作業場での排ガスや排出熱の低減など職場環境の改善、さらには燃料費・エンジンメンテナンス費などランニングコストの大幅低減も可能となるという。

情報源 日立建機(株) プレスリリース
石坂産業(株) プレスリリース
機関 日立建機(株) 石坂産業(株)
分野 地球環境
キーワード CO2 | 経済産業省 | 排出削減 | 国内クレジット | 日立建機 | 石坂産業 | 電動式 | 油圧ショベル
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