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 三洋電機(株)、徳島県の「多機能防災システム」向けに、太陽電池と二次電池を納入

発表日:2011.04.18


  三洋電機(株)は、徳島県の「多機能防災システム」向けに、太陽電池と二次電池(蓄電用リチウムイオン電池)システムを納入したと発表した。「多機能防災システム」は、同社が得意とする創エネ(太陽電池)・蓄エネ(二次電池)技術に、徳島県の研究機関、企業、大学などが保有する技術を融合したもの。現在、産学官連携による「次世代エネルギー活用促進研究会」の実証実験として、同県内の県営施設に3台設置され、2011年3月31日より稼働している。同システムは、太陽電池、蓄電用リチウムイオン電池、LED照明及びLEDディスプレイで構成され、停電時でも商用電源を使わずに、システムを稼働させることができるため、災害時には、災害情報の表示や、携帯電話・充電池等の充電を行う非常用電源として活用できる。また、災害時以外でも、夜間照明、イベントや緊急時の簡易・非常用電源、施設案内やイベント情報の表示などで活用できるという。同社では、今後も太陽電池と二次電池を融合できるシステムの開発、商品化、普及を進めていくという。

情報源 三洋電機(株) ニュースリリース(PDF)
機関 三洋電機(株) 徳島県
分野 地球環境
キーワード リチウムイオン電池 | 太陽電池 | 三洋電機 | LED | 徳島県 | 蓄電 | 実証実験 | 二次電池 | 次世代エネルギー | 防災
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