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 本田技研工業(株)、家庭用ガスコージェネレーションユニットを高効率化

発表日:2011.05.23


  本田技研工業(株)は、高効率化した家庭用ガスコージェネレーションユニットを、2011年5月から各ガス事業者に販売すると発表した。今回販売するユニットは、少ない燃料と空気を圧縮し、燃焼させたガスをより大きな体積に膨張させることで、エンジンの燃費性能を飛躍的に高め、発電効率を従来モデルの22.5%から26.3%に向上させた。また、燃焼時にエンジンから発生する熱を細部にわたって回収する高効率な熱交換システムにより、一次エネルギーの利用率は85.5%から92.0%に向上した。これにより、給湯暖房ユニットと組み合わせて利用する際の光熱費は、従来の給湯暖房システム(火力発電による商用電力と都市ガスを使用)と比較すると、年間で約5万円節約することができ、CO2排出量は約39%低減できるという。また、ガスコージェネレーションユニットとして世界最小サイズを実現したことで、より多くの一般住宅へ設置できるとしている。

情報源 本田技研工業(株) 広報発表
機関 本田技研工業(株)
分野 地球環境
キーワード コージェネレーション | CO2 | 発電効率 | 家庭用 | 本田技研工業 | 都市ガス | 高効率 | 熱電併給 | 一次エネルギー
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