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 環境省と経済産業省、特定有害廃棄物等の輸出入等の規制に関する法律の施行状況(平成22年)を公表

発表日:2011.05.31


  環境省と経済産業省は、「特定有害廃棄物等の輸出入等の規制に関する法律」(バーゼル法)の施行状況について、平成22年1月から12月までの結果を公表した。同期間中、バーゼル法に規定する手続を経て、実際に我が国から輸出された特定有害廃棄物等の量は81,344トン(平成21年は84,878トン)であり、我が国に輸入された特定有害廃棄物等の量は4,292トン(平成21年は4,075トン)であった。また、輸出された主な品目は、鉛スクラップ(鉛蓄電池)、鉛・亜鉛・亜鉛銅灰、錫鉛・鉛のくず、金属含有スラッジ等で、相手国は、韓国、ベルギー、アメリカ合衆国及びシンガポールであり、いずれも金属回収を目的とするものであった。一方、主な輸入品目は、電子部品スクラップ・プリント基板くず、金属(鉛、銅、亜鉛他)・貴金属くず、金属(銅、銀他)・金属水酸化物スラッジ、電池スクラップ(ニカド電池他)、廃蛍光灯・廃ランプ等で、相手国・地域は、タイ、香港、フィリピン、シンガポール、台湾等であり、金属回収など再生利用を目的とするものであった。

情報源 環境省 報道発表資料
経済産業省 報道発表
機関 環境省 経済産業省
分野 ごみ・リサイクル
健康・化学物質
キーワード 環境省 | 経済産業省 | バーゼル法 | 輸出入 | 特定有害廃棄物 | スクラップ | 鉛蓄電池 | スラッジ | 電子部品 | 金属回収
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