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 環境省、大量流通の見直しを通じた持続可能な社会づくりのための方策に関するとりまとめを公表

発表日:2011.06.17


  環境省は、「大量流通の見直しを通じた持続可能な社会づくりのための方策に関するとりまとめ」を公表した。この資料は、大量生産・大量消費・大量廃棄と、その間を取り持つ大量流通を基調とする現代社会に対する問題意識の下、持続可能な社会の構築に向けた見直しについて検討した結果をとりまとめたもの。同資料では、持続可能な社会づくりのための方策の一つとして、「地域資源を徹底活用した地域づくり」に取り組むという方向性を提示。地域に存在しながら十分に活用されていない太陽光、風力、バイオマス等の再生可能エネルギー、廃棄物、美しい自然環境といった未活用資源を、地域で徹底的に活用すること、いわば広い意味での「地産地消」により、1)低炭素、循環型、自然共生型の環境地域づくり、2)災害時の電源確保も含めた災害に強い地域づくり、3)環境・観光産業の振興を通じた活力ある地域づくりを統合的に進めていく、という方向性を示した。同省では、同とりまとめを踏まえてさらに検討を進め、具体的な施策や事業に取り組んでいくという。

情報源 環境省 報道発表資料
機関 環境省
分野 環境総合
キーワード 再生可能エネルギー | 環境省 | 持続可能 | 廃棄物 | 自然環境 | 地域資源 | 大量消費 | 社会 | 方策 | 大量流通
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