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 国土交通省、全国の合流式下水道改善の進捗状況の評価結果と今後の取り組みを公表

発表日:2008.03.14


  国土交通省は、合流式下水道を有する全国191都市について、合流式下水道改善の進捗状況の評価結果と今後の取り組みを公表した。合流式下水道は、雨天時に未処理下水を放流し、水質汚濁や悪臭、公衆衛生上の観点から大きな問題であるため、下水道法施行令に基づき、中小都市170都市では平成25年度、大都市21都市では平成35年度までに一定の改善対策(汚濁負荷を分流式下水道並みにする等)を完了させることとなっている。今回の評価の結果、191都市の4割(80都市)で、現時点では計画通りに改善事業が進捗していないことが判明。これを踏まえ同省では、今後の取り組みとして「効率的な合流式下水道改善計画策定の手引き」の作成をはじめ、改善事業の低コスト化、早期の目標達成等に向けた改善計画見直しの支援等を行っていくという。

情報源 国土交通省 報道発表資料
機関 国土交通省
分野 水・土壌環境
キーワード 国土交通省 | 下水道 | 合流式
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