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 中国電力(株)、ポーランドの石炭会社とCO2排出権売買契約を締結

発表日:2008.03.14


  中国電力(株)は、地球温暖化防止に向けた取り組みとして、ポーランドの石炭会社「ヤスチェンベ石炭公社」が実施する炭鉱メタンガス利用JI(共同実施)プロジェクトによって創出されるCO2排出権の売買契約を締結した。このプロジェクトでは、「ヤスチェンベ石炭公社」が所有するボリニア炭鉱内に熱電併給設備(コジェネシステム)を新たに設置。これまで採炭時に大気中に放出されていたメタンガスを回収し、燃料として利用することで、発電および熱供給を行うとともに、温室効果ガスを削減できるという。なお、メタンガスの温室効果は二酸化炭素の約21倍とされていることから、本プロジェクトは地球温暖化防止に大きく寄与することが期待されるという。契約期間は2008年から2012年までの5年間で、CO2換算した排出権の契約数量は合計約30万トンとなる。

情報源 中国電力(株) プレスリリース(PDF)
機関 中国電力(株)
分野 地球環境
キーワード CO2 | 石炭 | 二酸化炭素 | 中国電力 | 排出権 | ポーランド
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