NEDOは、環境・医療分野の国際研究開発・実証プロジェクトの一環として、中国における下水汚泥減容化・再資源化事業の委託先を、月島機械(株)に決定したと発表した。同事業は、下水処理施設の普及に伴い下水汚泥が大量に発生している中国で、日本の先進的な乾燥技術により汚泥を乾燥させ、既設の石炭ボイラーの燃料として利用するシステムを開発するもの。具体的には、中国広東省広州市にある蒸気供給会社から発生する余剰蒸気を脱水汚泥の乾燥熱源として利用し、得られた乾燥汚泥を蒸気供給会社の石炭ボイラーの石炭代替燃料として供給し、石炭消費量を削減する。プロジェクトを推進するに当たって、委託先は清華大学と協力し、日中間の産学連携体制の下、中国に適した下水汚泥の減容化・再資源化システムの構築に取り組んでいくという。
情報源 |
新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO) プレスリリース
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機関 | 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO) 月島機械(株) |
分野 |
地球環境 ごみ・リサイクル |
キーワード | 下水処理 | 石炭 | 新エネルギー・産業技術総合開発機構 | NEDO | 再資源化 | 下水汚泥 | 清華大学 | 中国 | 代替燃料 | 月島機械 |
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