(株)野村総合研究所(NRI)は、オーストラリアEWLP社と共同で、環境配慮型ものづくりプロジェクトを、2011年8月1日から開始すると発表した。このプロジェクトは、両社が提案する「Smart Materials Concept」の実現可能性を検証するもの。「Smart Materials Concept」とは、“全ての優れた技術に持続可能な素材を提供する”という考えのもと、鉄やプラスチックといった素材や部品を、持続可能で環境に配慮した資源調達や生産工程により製造し、CO2削減が可能な供給網(サプライ・チェーン)を通じて、おもにアジア、オセアニア地区にある工場等の生産拠点に供給していこうという概念。今回、EWLP社が設置・運営を計画している豪クィーンズランド州の工業団地を基点として、日本の優れた技術や知見を活用し、高品質の鉄製品などを生産。それをアジア・オセアニア地区に供給することで、低炭素型の供給網の構築を目指すという。NRIは、日本企業にも同プロジェクトへの参加を働きかけ、日本企業による環境配慮型ものづくりを支援していくとしている。
情報源 |
(株)野村総合研究所 ニュースリリース
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機関 | (株)野村総合研究所 |
分野 |
地球環境 |
キーワード | CO2 | ライフサイクル | 環境配慮 | 野村総合研究所 | 持続可能 | 低炭素 | オーストラリア | サプライチェーン | ものづくり | 鉄製品 |
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