三菱樹脂(株)は、省エネルギーのデシカント空調機が、東京工業大学の新棟に採用されたと発表した。デシカント空調機とは、水蒸気吸着材を用いて空気中の水蒸気(湿度)を調整する空調設備。今回、最先端の環境技術装置を結集させたゼロ・エミッション・ビルをコンセプトとした同大学環境エネルギーイノベーション棟への納入が決定した。採用された空調機には、独自の機能性吸着材が搭載され、一般的な吸着材であるシリカゲルを用いた空調機に比べて、低い温度領域でも効率良く水蒸気を放出(再生)できるという特長を有することから、少ないエネルギーで稼動することができる。同社では、今後も同製品の特徴を活かした省エネルギーをPRし、デシカント空調機の販売・メンテナンスを含めたサービスの全国展開を実施していくという。
情報源 |
三菱樹脂(株) ニュースリリース
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機関 | 三菱樹脂(株)(現:三菱ケミカル(株)) |
分野 |
地球環境 |
キーワード | 省エネルギー | ゼロ・エミッション | 東京工業大学 | 三菱樹脂 | 空調 | 低温 | デシカント | 吸着材 | 湿度 | 水蒸気 |
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