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 宮城県、東日本大震災の被災地におけるアスベストモニタリング調査の結果を公表

発表日:2011.10.06


  宮城県は、東日本大震災の被災地におけるアスベストモニタリング調査の結果を公表した。この調査は、倒壊した建築物等からの粉じんの飛散が懸念されることから、避難所など被災した地域で生活している住民の生活環境への影響を把握するため、大気環境中のアスベストモニタリング調査を実施しているもの。今回、平成23年6月に引き続き、津波の被害が甚大だった県内沿岸部の9市町の10地点で、平成23年9月8日~27日に調査を実施した。その結果、アスベストを含む無機総繊維数濃度は、最大で1リットルあたり0.17本で、通常の大気環境と同様の値であった。同県では、今後、被災した建築物の解体作業やがれき処理が本格化することから、引き続き大気環境中のアスベストモニタリング調査を実施し、結果を公表していくという。

情報源 宮城県 記者発表資料(PDF)
機関 宮城県
分野 ごみ・リサイクル
健康・化学物質
大気環境
キーワード モニタリング | 大気環境 | 建築物 | 石綿 | アスベスト | 生活環境 | 粉じん | 宮城県 | 東日本大震災 | 被災地
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