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 三菱電機(株)、エレベーター走行時の回生電力を蓄電・再利用するシステムを発売

発表日:2011.10.13


  三菱電機(株)は、エレベーター走行時の回生電力を蓄電し、走行時に再利用することにより、エレベーターの更なる省エネを実現する回生電力蓄電システムを、2011年10月17日に発売すると発表した。近年、地球環境負荷低減の観点からエレベーターにも省エネが強く求められており、同社が2011年6月にモデルチェンジした標準形エレベーターでは、LED照明の標準採用や、待機電力削減、回生コンバーター採用などにより省エネを実現した。今回発売するシステムは、この標準形エレベーターのオプションとして、充放電による劣化がほとんどない電気二重層キャパシタを採用したもの。これにより、同社製エレベーターの基本仕様に比べて消費電力量を約25%削減、充放電効率を約20%改善し、省エネ性能を向上させた。また、同キャパシタは、従来の二次電池に比べ長寿命で、環境負荷の少ないアルミ・活性炭や、鉛フリー基板を使用しているという。

情報源 三菱電機(株) ニュースリリース
同上 詳細版(PDF)
機関 三菱電機(株)
分野 地球環境
キーワード 省エネルギー | 環境負荷 | 三菱電機 | 充放電 | 回生電力 | 消費電力量 | 蓄電システム | エレベーター
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