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 東京ガス(株)、事務所ビルの建替によるCO2排出量削減を実施

発表日:2011.10.12


  東京ガス(株)は、CO2排出量削減の取り組みの一環として、横浜市内にある既存の事務所ビル2棟を統合し、中規模事務所ビルに建て替えると発表した。新たに建設するビルでは、再生可能エネルギーの活用、空調設備の最適な組み合わせ等により、従来のナチュラルチラー(ガス吸収冷温水機)だけを用いた一般的な空調システムと比較して、空調によるCO2排出量を約34%削減できる見込み。また、ガスコージェネレーションシステムやガス空調の導入効果によって、従来型の電気熱源のビルと比べてピーク電力を約61%削減できる見込みという。今後、2012年2月に着工し、2013年3月竣工の予定。同社では、今回導入する技術を、同社グループ所有ビルの建替を実施する際に積極的に展開するとともに、他の事業者の所有ビルに対しても、更新時期を迎えた吸収冷温水機を持つ案件への導入を推進し、合計約10万トンのCO2排出量削減を目指していくという。なお、同改修事業は、国土交通省の「住宅・建築物省CO2先導事業」に採択されている。

情報源 東京ガス(株) プレスリリース
機関 東京ガス(株)
分野 地球環境
キーワード 再生可能エネルギー | コージェネレーション | CO2 | 国土交通省 | 東京ガス | ビル | 空調 | 排出削減 | 吸収冷温水機 | 建替
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