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 (株)矢野経済研究所、国内の風力発電システム市場に関する調査結果2011を発表

発表日:2011.10.17


  (株)矢野経済研究所は、国内の風力発電システム市場に関する調査を実施し、その結果を「風力発電システム市場の現状と展望 2011」にまとめた。同報告書の推計によると、国内における2010年度の風力発電システムの市場規模(新規導入(運転開始)ベース)は約738億円(前年度比1.2%増)とほぼ横ばいで、風力発電による売電の市場規模は、風力発電システムの累積導入量の増加に伴い、2010年度に約414億円(前年度比9.8%増)と順調に拡大したという。また、2012年度以降は、1)適切な固定価格買取制度への移行、2)電力系統への連系制約の緩和または撤廃、3)各種規制緩和等による市場機能の正常化、が着実な市場拡大を促すものと予想され、洋上風力発電の導入拡大に着目した成長シナリオ(高位予測)をもとに予測した風力発電システム市場規模は、2015年度約1,290億円、2020年度約3,880億円、風力発電による売電市場規模は2015年度約1,380億円、2020年度約4,140億円まで伸長すると予測している。

情報源 (株)矢野経済研究所 YRIマーケットNow!
機関 (株)矢野経済研究所
分野 地球環境
キーワード 風力発電 | 市場調査 | 洋上風力発電 | 売電 | 矢野経済研究所 | 固定価格買取制度
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