(独)国立環境研究所は、同研究所の研究成果を分かりやすく伝える研究情報誌「環境儀」第42号「環境研究 for Asia/in Asia/with Asia-持続可能なアジアに向けて」を刊行した。アジアの多くの国や地域では、急速な経済発展とともに、日本が高度成長期から今日に至るまでに経験してきた大気汚染、水質汚濁、廃棄物の問題、化学物質の問題、自然破壊などの問題が同時に深刻化しており、これらの問題を解決しつつ、持続可能な社会を実現することが課題となっている。同研究所では、1990年よりアジア研究が本格的にスタートし、アジアを対象・フィールドとした研究、そしてアジアの研究機関等を共同研究のパートナーとした環境研究を進めてきた。今号では、アジア研究の経緯とともに、国境を越えた東アジアの広域大気汚染に関する研究、アジアの水環境を人工衛星、数値モデル、地上観測を合わせて把握する研究、メコン流域の生態系(特に淡水魚)に対するダムの影響評価に関する研究等の成果を紹介している。
情報源 |
(独)国立環境研究所 記者発表
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機関 | (独)国立環境研究所 |
分野 |
地球環境 自然環境 大気環境 水・土壌環境 |
キーワード | 人工衛星 | 生態系 | 大気汚染 | 国立環境研究所 | 持続可能 | 環境儀 | 水環境 | アジア | 淡水魚 | メコン川 |
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