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 香川県、平成22年度公共用水域及び地下水の水質測定結果の概況を公表

発表日:2011.11.25


  香川県は、平成22年度の公共用水域及び地下水の水質測定結果を公表した。公共用水域及び地下水の水質の測定は、水質汚濁防止法第15条の規定に基づき、水質汚濁の環境基準が定められている項目を中心に、県が毎年定める測定計画に従って、国・県・高松市が実施している。平成22年度の結果は以下のとおりであった。1)公共用水域:(1)健康項目は、河川33地点、海域10地点の全測定地点で環境基準を達成した。(2)生活環境項目は、河川のBODで環境基準達成率57%(35水域中20水域で達成)、海域のCODで環境基準達成率43%(7水域中3水域で達成)であった。また、全窒素及び全燐は、4水域全てで環境基準を達成した。2)地下水:概況調査を21地点で行った結果、1地点で、硝酸性窒素及び亜硝酸性窒素が環境基準を超過した。また、継続監視調査を32地点で行った結果、17地点で環境基準を超過した。同県では、汚染が判明した場合には、汚染物質の除去等の浄化対策を指導するとともに、市町と協力して、井戸設置者に対し飲用には使用しないよう衛生対策を指導している。

情報源 香川県 報道発表資料
香川県 平成22年度水質測定結果
機関 香川県
分野 健康・化学物質
水・土壌環境
キーワード BOD | 公共用水域 | 地下水 | 河川 | COD | 海域 | 生活環境 | 香川県 | 健康項目 | 高松市
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