環境省は、平成22年度に行われた自動車騒音常時監視(騒音規制法に規定される都道府県及び騒音規制法上の政令市により自動車騒音の状況が監視されるもの)の報告に基づき、全国の自動車交通騒音の状況について取りまとめた結果を公表した。その結果、全国179地方公共団体において評価対象となった延長35,903kmの道路に面する地域の5,759千戸のうち、昼間(6時~22時)又は夜間(22時~6時)で環境基準を超過していたのは499千戸(9%)であり、昼夜間とも環境基準を超過していたのは248千戸(4%)であった。また、幹線交通を担う道路に近接する2,398千戸のうち、昼間又は夜間で環境基準を超過していたのは335千戸(14%)であり、昼夜間とも環境基準を超過していたのは162千戸(7%)であった。環境基準の達成状況の経年変化は、各年で評価の対象としている住居等の違いを考慮する必要はあるが、報告された範囲では近年緩やかな改善傾向にあるという。
情報源 |
環境省 報道発表資料
環境省 自動車交通騒音の状況について |
---|---|
機関 | 環境省 |
分野 |
大気環境 |
キーワード | 環境省 | 道路 | 環境基準 | 常時監視 | 自動車騒音 | 幹線交通 | 騒音規制法 |
関連ニュース |