マツダ(株)は、日本ポリプロ(株)と共同で、従来と同等の剛性を保ちながら、車両の軽量化を実現する自動車部品用の樹脂材料を開発したと発表した。部品をより薄肉で製造できるため、材料使用量の大幅な削減が可能となり、フロントおよびリアバンパーに採用した場合、約20%軽量化することができるという。また、製造工程においては、薄肉化により成形時の冷却時間を短縮したことに加え、コンピュータを用いた解析技術により樹脂材料の流動性を最適化することで、従来は約60秒かかっていたバンパーの成形時間を、半分の30秒に短縮。これにより、製造時の消費エネルギーを大幅に削減することができるという。同社は、この樹脂材料を採用した排気量1,500cc~2,000ccクラス最軽量(2012年2月同社調べ)のバンパーを、2012年春以降、順次新型車に展開していく予定という。
情報源 |
マツダ(株) ニュースリリース
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機関 | マツダ(株) |
分野 |
地球環境 ごみ・リサイクル |
キーワード | 環境配慮設計 | 省エネルギー | 薄肉化 | 軽量化 | マツダ | 樹脂 | バンパー | 日本ポリプロ | 剛性 | 自動車部品 |
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