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 (株)神戸製鋼所、エネルギー効率に優れた空気熱源温水ヒートポンプを開発

発表日:2012.02.13


  (株)神戸製鋼所は、70℃~90℃の温水を供給するエネルギー効率に優れた空気熱源温水ヒートポンプを開発し、2012年4月から販売を開始すると発表した。現在、飲料・食料品・化学・塗装・電子デバイスなどの工場では、材料の加温、加熱殺菌や洗浄などに高温水を使用する工程において、主にガスボイラで加熱・供給しているが、ヒートポンプへ置き換えることで省エネルギー化のメリットがあり、その普及も進んでいる。空気熱源温水ヒートポンプは、温水を循環させて利用するもので、これまでの製品では50℃までの温水の供給が可能だった。今回開発した製品は、1)2段スクリュ圧縮機の採用、2)圧縮機モータの高温対応化、3)最適な冷媒選定、によって供給温水の高温化(70℃~90℃)が可能となり、優れたエネルギー効率(加熱COP3.3)を実現した。また、エネルギー消費量は、ガスボイラと比べ56%削減できるという。

情報源 (株)神戸製鋼所 プレスリリース
機関 (株)神戸製鋼所
分野 地球環境
キーワード ヒートポンプ | 省エネルギー | 神戸製鋼所 | COP | エネルギー効率 | 温水 | 高効率 | 空気熱源
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