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 外務省、トーゴに対する環境・気候変動対策無償資金協力「マリタイム及びサバネス地域村落給水計画」に関する書簡を交換

発表日:2012.02.20


  外務省は、平成24年2月18日(土)、トーゴ共和国の首都ロメにおいて、同国に対する環境・気候変動対策無償資金協力「マリタイム及びサバネス地域村落給水計画」に関する書簡の交換が行われたと発表した。同国では、安全な水の供給を受けている国民は全体の30%程度に過ぎず、特に都市部以外の地域では給水率が低く、天水などの飲用により水因性疾患が蔓延するなど劣悪な状況にある。今回の協力は、同国の中でも特に給水率が低いマリタイム州及びサバネス州の村落地域において、人力ポンプ式深井戸給水施設100か所の建設及び50か所の改修を行うとともに、動力ポンプ式深井戸給水網施設10か所を建設するもの。また、建設・改修された給水施設の維持管理及び運営に関する技術移転を行うとともに、衛生に関する啓発活動の支援も実施する。これにより、新たに約6万人の地域住民に対して安全な水を供給することが可能となり、トーゴの水・衛生環境の改善に寄与するという。

情報源 外務省 プレスリリース
機関 外務省
分野 水・土壌環境
キーワード 気候変動 | 外務省 | 技術移転 | 衛生 | 無償資金協力 | 村落 | 給水 | トーゴ | 深井戸
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