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 環境省、第1回アジア地域化学物質対策能力向上促進講習(ベトナム)の結果を公表

発表日:2012.02.20


  環境省は、平成24年2月16日(木)に、ベトナム・ハノイで開催された「第1回アジア地域化学物質対策能力向上促進講習」の結果を公表した。この講習は、アジア地域における化学物質対策能力の向上を促進し、適正な化学物質対策の実現を図るため、その第一弾として、近年、化学産業が急成長を遂げるベトナムで実施したもの。同国では、包括的な化学物質法の制定や化学物質管理部局の新設などが行われている一方、依然として化学物質のリスク評価手法や、有害性評価及び暴露評価を実施する機関が整っていない等の課題がある。今回の講習では、化学物質対策の実務者を対象に、日本の政府関係者より、日本の化学物質管理の歴史と法制度の枠組みについて説明するとともに、専門家より、化学物質の審査及び規制に関する法律(化審法)における生態毒性試験の実施方法等の具体的な手法を紹介した。また、ベトナムの政府関係者から、ベトナムが直面する化学物質対策の現状と課題について説明が行われた。同講習では、今後の2国間の協力内容等について活発な意見交換及び情報交換がなされ、ベトナム側から引き続き講習の継続を希望する旨が表明されたという。

情報源 環境省 報道発表資料
機関 環境省
分野 健康・化学物質
キーワード 化学物質 | 環境省 | ベトナム | アジア | 法律 | 化審法 | リスク評価 | 有害性 | 生態毒性試験
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