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 国土交通省、15年3期にわたる「河川水辺の国勢調査」取りまとめ結果を発表

発表日:2008.04.25


  国土交通省は、平成2年度より15年3期にわたり実施してきた「河川水辺の国勢調査」の取りまとめ結果を発表した。この調査は、河川環境の整備と保全を適切に推進するため、河川における生物相の基礎データを定期的、継続的、統一的に取得することを目的として、全国の河川・ダムにおける生物調査等を、5年で1巡するかたちで実施しているもの。今回、全国の1級水系109水系123河川と管理ダム102ダムにおける、第1巡目(平成2~7年度)、第2巡目(平成8~12年度)、第3巡目(平成13~17年度)までの各調査について、総合的な取りまとめを実施。その結果、3巡目調査では「日本産野生生物目録」等に掲載されている淡水魚・汽水魚の約8割が確認され、河川・ダム湖という限られた空間に多様な生物が生息していることがわかった。また、絶滅危惧種や特定外来生物の確認種数が増加傾向にあることもわかった。

情報源 国土交通省 報道発表資料
機関 国土交通省
分野 自然環境
キーワード 国土交通省 | 河川水辺の国勢調査
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