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 滋賀県、平成23年度地下水質測定結果を公表

発表日:2012.03.22


  滋賀県は、平成23年度地下水質測定結果を公表した。同県では、水質汚濁防止法第16条の規定により策定した「平成23年度地下水質測定計画」基づき、地下水質の調査等を実施している。平成23年度の結果は以下のとおりであった。1)概況調査:6市の54区域(59地点)で、環境基準が定められている項目等30項目について調査した結果、5区域(6地点)でトリクロロエチレン、砒素等が検出され、そのうち1地点(米原市宇賀野付近)で砒素が環境基準を超過した。2)検出井戸周辺調査(汚染井戸周辺地区調査):1)の概況調査で新たな検出があった2地域及び、工場・事業場が実施した地下水調査で新たな検出があった2地域で実施。その結果に基づき、今後、定期モニタリング調査(汚染監視調査1地域、経過観察調査2地域)を実施することとなった。3)定期モニタリング調査:汚染監視調査を49地域、経過観察調査を4地域で実施。そのうち経過観察調査の3地域で2年続けて全調査地点で最高値が環境基準以下となったことから、3地域については、今年度で定期モニタリング調査は終了することとなった。

情報源 滋賀県 ニュースリリース
滋賀県 平成23年度地下水質測定結果について(PDF)
機関 滋賀県
分野 水・土壌環境
キーワード モニタリング | トリクロロエチレン | 水質 | 地下水 | 環境基準 | 井戸 | 砒素 | テトラクロロエチレン | 滋賀県 | 水質汚濁法
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