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 環境省、公共用水域の放射性物質モニタリングにおける追加測定結果を公表

発表日:2012.03.30


  環境省は、公共用水域の放射性物質モニタリングにおける、追加測定結果を公表した。同省では、モニタリング調整会議において決定された総合モニタリング計画に基づき、継続的に水環境(公共用水域(河川、湖沼・水源地、沿岸)等)の放射性物質モニタリングを実施している。今回、各県の調査地点のうち、底質から放射性セシウムが比較的高濃度に検出された地点等について、放射性ストロンチウム(Sr-90)の追加測定を実施し、その結果を公表した。測定地点は、宮城県:河川2地点、湖沼・水源地1地点、福島県:河川7地点、湖沼・水源地3地点、茨城県:河川1地点、湖沼・水源地2地点、栃木県・群馬県・千葉県:各県とも河川1地点、湖沼・水源地1地点の合計22地点。その結果、今回の測定で底質から検出されたSr-90の濃度は0.4~6.8Bq/kg(乾泥)で、東京電力(株)福島第1原子力発電所の事故発生以前に全国で観測されていたSr-90の測定値(土壌試料:0.20~14Bq/kg)の範囲内であった。

情報源 環境省 報道発表資料
機関 環境省
分野 健康・化学物質
水・土壌環境
キーワード モニタリング | 環境省 | 公共用水域 | 河川 | 湖沼 | 底質 | 放射性物質 | 放射性セシウム | 総合モニタリング計画 | 放射性ストロンチウム
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