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 三菱電機(株)、「PV・EV連携HEMS」による電力最適制御実証実験を「大船スマートハウス」で開始

発表日:2012.05.15


  三菱電機(株)は、「PV・EV連携HEMS」による電力最適制御実証実験を、鎌倉市内に建設した「大船スマートハウス」で開始すると発表した。大船スマートハウスは、自立循環型住宅ガイドラインに沿った環境配慮型住宅で、太陽光発電(PV)と電気自動車(EV)などの容量の大きい蓄電池を連携して制御する「PV・EV連携パワコン」を新たに設置し、HEMSとの連携による「PV・EV連携HEMS」を構築した。今回、災害時の長期にわたる停電や社会的な節電要請時にも快適さを損なわずに生活できるシステムの早期実用を目指し、実証実験を行う。同システムは、EVの蓄電池に太陽光発電の余剰電力を充電し、HEMSによる充放電制御を実施することで、災害などによる停電時にも1週間以上の電気的な自立が可能になる。また、PVの電力やEVにオフピーク時に充電された電力の有効活用、及びHEMSコントローラーによる家電機器制御を活用した更なるエネルギー最適利用の実現により、平常時のエネルギー最適利用が可能となる。同社では、同実証実験と並行して、ハウスメーカーと連携した実フィールドでの実証も行い、「PV・EV連携HEMS」の早期事業化を目指すという。

情報源 三菱電機(株) ニュースリリース
機関 三菱電機(株)
分野 地球環境
キーワード 太陽光発電 | HEMS | 電気自動車 | EV | 三菱電機 | PV | 実証実験 | スマートハウス | 最適制御
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