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 農林水産省、放射性物質に関する緊急対応研究課題の研究実施機関を公募

発表日:2012.06.11


  農林水産省は、「新たな農林水産政策を推進する実用技術開発事業」において、放射性物質に関する緊急対応研究課題の研究実施機関を公募すると発表した(募集期間:平成24年6月11日(月)~22日(金)15時(厳守))。同事業では、年度途中に不測の事態が発生し、緊急に対応を要する研究課題が生じた場合は、「緊急対応研究課題」として、研究対象を設定し、研究開発を実施することになっている。今回、東日本大震災による東京電力福島第一原子力発電所の事故を受け、緊急に実施すべき放射性物質の研究について、研究対象を「傾斜牧草地における除染技術の開発」と設定し、研究実施機関の公募を行う。研究実施機関(研究グループ)では、傾斜地用作業機等を用いた傾斜牧草地の除染技術体系を早急に確立することを目指し、1)傾斜地用作業機向けの除染用アタッチメントの開発、2)作土層が薄い場合を含む傾斜地除染技術体系の構築、3)開発した傾斜地除染技術の適用条件の検討、を併せて実施する。同省では、7月上旬に採択課題を決定し、7月中旬から研究を開始する予定という。

情報源 農林水産省 報道発表資料
機関 農林水産省
分野 健康・化学物質
水・土壌環境
キーワード 農林水産省 | 技術開発 | 放射性物質 | 福島第一原子力発電所 | 東日本大震災 | 除染 | 傾斜地 | 牧草地
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