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 静岡県、化学物質の排出状況が一目でわかる「平成22年度PRTR報告書」を作成

発表日:2012.06.26


  静岡県は、化学物質の排出状況が一目でわかる「平成22年度PRTR報告書」を作成したと発表した。この報告書は、事業所からの特定化学物質の排出や移動の届出制度(PRTR:Pollutant Release and Transfer Register)に基づき届けられた第一種指定化学物質の排出量と移動量(平成22年度実績)について、静岡県内の集計結果をとりまとめたもの。グラフや地図を多用し、化学物質の総排出・移動届出量の推移や、各市区町別の排出・移動届出量などが一目でわかる資料とした。主な結果として、届出総排出・移動量は愛知県、兵庫県等に次いで全国8番目に多く、前年度の7番目より改善傾向が見られた。同県では、事業者・県の各機関・各市町・業界団体等に配布し、化学物質問題の啓発や環境のリスクコミュニケーションに利用されることを期待している。なお、平成22年度から法改正により第一種指定化学物質が354物質から462物質に追加されている。

情報源 静岡県 記者提供資料
静岡県 「平成22年度PRTR報告書」を作成しました
機関 静岡県
分野 健康・化学物質
キーワード 化学物質 | 環境リスク | 報告書 | 排出量 | PRTR | 地図 | 移動量 | 静岡県
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