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 千葉県、平成23年度大気中のアスベスト濃度測定結果を公表

発表日:2012.07.31


  千葉県は、平成23年度の大気中のアスベスト濃度測定結果を公表した。同県では、アスベストの発がん性による健康被害が社会的に問題になっていることから、一般大気環境中のアスベスト濃度を把握するために、平成18年度から測定を行っている。平成23年度は、東日本大震災で津波の被害を受けた旭市を調査地点に追加し、46地点で測定を行った。その結果、一般大気環境に係るアスベストの環境基準は定められていないが、環境省がとりまとめた全国の地方公共団体の調査結果と比較して、特に高い濃度は見られなかった。同県では、アスベストの飛散を防止するため、独自に作成した「建築物解体等に伴う石綿の飛散を防止する手引き」による解体事業者等への指導を実施するほか、大気汚染防止法に基づき、「特定粉じん排出等作業」について作業基準が守られているか立入検査を実施していくという。

情報源 千葉県 報道発表資料(PDF)
千葉県 アスベストに対する千葉県の取組
機関 千葉県
分野 健康・化学物質
大気環境
キーワード 大気 | アスベスト | 健康被害 | 大気汚染防止法 | 千葉県 | 東日本大震災 | 旭市
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