中部電力(株)は、同社製の人工ゼオライトを配合したヒ素汚染土壌用浄化材と浄化マット材を、(株)アムロンおよび(株)大石と共同開発し、商品化した。今回開発した商品は、平成19年に開発した「除ヒ素用水質浄化材」を、ヒ素などの重金属類を含有する汚染土壌用の浄化材として製品化したもの。このうち、(株)アムロンは、ヒ素を含有する土壌に混合することにより、その土壌からのヒ素の溶出を抑制する浄化材を販売する。また(株)大石は、上記の浄化材をロックウール(高炉スラグや天然岩石などを主原料とする人造鉱物繊維)に含浸させた浄化マット材を販売する。この浄化マット材は、ヒ素汚染土壌の下部に敷設することにより、その土壌からのヒ素の地下浸透などを抑制することができる。これらの商品は、汚染土壌のヒ素濃度や処分形態により、単独または組み合わせて使用する。
情報源 |
中部電力(株) プレスリリース
|
---|---|
機関 | 中部電力(株) |
分野 |
健康・化学物質 水・土壌環境 |
キーワード | 中部電力 | 土壌浄化 | 人工ゼオライト | 重金属 | 汚染土壌 | ヒ素 | アムロン | 大石 | ロックウール |
関連ニュース |
|