環境省は、中央環境審議会大気環境部会が答申した「今後の自動車排出ガス低減対策のあり方について」(第十一次答申)を公表した。同答申では、1)二輪車の排出ガス低減対策:排気管排出ガス許容限度目標値を現行規制より3~6割低減するとともに、排出ガス試験サイクルを世界統一試験サイクルWMTCに変更するなど、2)ディーゼル重量車の排出ガス低減対策:定期的な触媒の昇温等による炭化水素(HC)被毒対策を実施し、性能低下の更なる原因究明とその対策の検討を行うなど、3)ディーゼル特殊自動車の排出ガス低減対策:使用過程での黒煙測定方法を従来の黒煙汚染測定器からオバシメーターに変更するなど、としている。同省では今後、今回の答申を踏まえ、規制強化のための所要の手続き等を進めるという。
情報源 |
環境省 報道発表資料
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機関 | 環境省 |
分野 |
大気環境 |
キーワード | 炭化水素 | 環境省 | 自動車排出ガス | ディーゼル | 中央環境審議会 | 二輪車 | 特殊自動車 | HC | 重量車 | WMTC |
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