国土交通省は、先進的経営モデルプロジェクト「コストキャップ型下水道」調査を実施すると発表した。下水道整備水準には地域間格差が顕著で、特に普及の遅れている中小市町村では、人口減少、高齢化の進展や厳しい財政事情等、下水道整備を進めるにあたって、困難な状況に置かれている。同調査は、従来の下水道計画検討プロセスとは異なった新しいアプローチとして、厳しい地方財政を前提とした投資可能額を設定し、新しい手段の活用を検討したうえで、どのような下水道運営(施設建設及び維持管理等)をめざすことができるかを検討することを目的とするもの。今年度は、下水道処理人口普及率0%である愛知県知多郡美浜町をケーススタディとして、「コストキャップ型下水道」の適用可能性調査を実施する。実施期間は、平成24年9月1日から平成25年3月31日まで。調査結果は今後の下水道整備を進めていく際の参考としていく予定。
情報源 |
国土交通省 報道発表資料
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機関 | 国土交通省 国土交通省 国土技術政策総合研究所 |
分野 |
水・土壌環境 |
キーワード | 国土交通省 | 下水道 | 汚水処理 | 愛知県 | 人口普及率 | 整備 | 可能性調査 | 美浜町 | コストキャップ |
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