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 環境省、坂出発電所2号機リプレース計画環境影響評価準備書に対する環境大臣意見を提出

発表日:2012.10.22


  環境省は、坂出発電所2号機リプレース計画環境影響評価準備書について、平成24年10月19日付けで経済産業大臣に対し、二酸化炭素(CO2)排出量の更なる低減等を求める環境大臣意見を提出した。同事業は、四国電力の坂出発電所において、既設2号機をより発電効率の高い新設2号機に更新するもの。出力の低減、燃料種の液化天然ガスへの転換、発電効率の高いコンバインドサイクル発電方式の採用、当該設備の利用率を高く設定することから、事業者全体からのCO2排出削減に加えて、窒素酸化物その他の大気汚染物質等による環境影響を低減する計画となっている。今回の環境大臣意見では、主に以下の指摘がなされた。1)CO2分離回収設備の実用化に向けた技術開発を含め、今後の革新的なCO2排出削減対策について継続的に検討を進める、2)工事や施設の稼働に伴い発生する廃棄物の処理を他者へ委託する場合は、処理委託先及び処理委託量を把握すること、3)撤去工事には、適切な環境保全措置を講じること。

情報源 環境省 報道発表資料
機関 環境省
分野 地球環境
ごみ・リサイクル
大気環境
環境総合
キーワード コンバインドサイクル発電 | CO2 | 窒素酸化物 | 発電効率 | 大気汚染 | 環境省 | 環境影響評価 | 環境大臣意見 | 坂出発電所 | 四国電力
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