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大阪府、平成24年度の光化学スモッグ発令状況を公表
発表日：2012.11.12
大阪府は、平成24年度の光化学スモッグ発令状況を公表した。同府では、光化学スモッグによる被害を未然に防止するため、光化学スモッグ注意報等の発令を行っており、4月から10月までを光化学オキシダント緊急時措置業務期間と設定している。今回、平成24年度の同期間が終了したことから、発令状況等の概要をとりまとめた。これによると、平成24年度の同期間の発令状況は、光化学スモッグ予報7回、注意報4回であった。今年度は大気の状態が不安定な日が多く、光化学オキシダント濃度が上がらなかったため、直近10年間で見ると、予報、注意報の発令回数は昨年度に続き少ない年であった。また、光化学スモッグによると思われる被害の訴えは1件（被害届出6人）であった。光化学スモッグの主な成分である光化学オキシダント濃度は、依然として環境基準を達成しておらず、同府では、光化学スモッグの原因とされる窒素酸化物や揮発性有機化合物について、自動車及び工場等に対する各種の削減対策を行っている。
