環境省は、平成24年11月12日から16日にスイスのジュネーブで開催された、「オゾン層を破壊する物質に関するモントリオール議定書第24回締約国会合(MOP24)」の結果を公表した。同会合では、2012年がモントリオール議定書採択25周年にあたることから、会合の前日にこの25周年を振り返るセミナーが開催された。また、昨年に引き続き、オゾン層を破壊しないが高い温室効果を有する代替フロンであるHFC(ハイドロフルオロカーボン)の扱いおよびその代替技術に関する議論が関心を集めた。さらに、臭化メチルを含むODS(オゾン層破壊物質)に関する不可欠用途申請等について交渉が行われた。HCFC(ハイドロクロロフルオロカーボン)代替物質に係る議論では、環境調和型の技術やそのような技術を導入する際の障壁となる規制等について、情報を取りまとめ、2013年に開催される第33回公開作業部会(OEWG33)で報告することが採択された。
情報源 |
環境省 モントリオール議定書の締約国会合の結果
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機関 | 環境省 |
分野 |
地球環境 |
キーワード | 代替フロン | 環境省 | オゾン層 | HFC | モントリオール議定書 | HCFC | ウィーン条約 | 温室効果 | 臭化メチル | ODS |
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