国内ニュース


 (株)矢野経済研究所、バイオプラスチック市場に関する調査結果2012を発表

発表日:2012.11.20


  (株)矢野経済研究所は、バイオプラスチック市場に関する調査結果を発表した(調査期間:2012年8月~10月)。この調査は、使い終わったら水と二酸化炭素に還る「生分解性プラスチック」と、原料に植物など再生可能な有機資源を含む「バイオマスプラスチック」の2つの環境調和型プラスチックを対象としたもの。調査結果によると、2010年のバイオプラスチック市場規模(メーカー出荷量ベース)は、バイオPETが大手飲料メーカー数社に採用されたことで、32,880t、前年比93.5%増と大幅に拡大した。しかし、2011年は前年の反動が大きく、前年比18.0%減の26,960tとなった。さらに、2012年のバイオプラスチック市場規模は、バイオPEなどバイオPET以外の植物由来原料に切り替えたプラスチックの採用も進んでいることから、前年比26.3%増の34,040tとなる見込みという。

情報源 (株)矢野経済研究所 YRIマーケットNow!
(株)矢野経済研究所 2012年版バイオプラスチック市場の展望と戦略
機関 (株)矢野経済研究所
分野 地球環境
キーワード バイオマス | 植物 | 市場調査 | 生分解性 | バイオプラスチック | 矢野経済研究所 | 有機資源 | バイオPET
関連ニュース

関連する環境技術