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 (一財)日本気象協会、2013年春の花粉飛散予測(第2報)を発表

発表日:2012.12.05


  (一財)日本気象協会は、2013年春の花粉飛散予測(第2報)を発表した。花粉の飛散数は前年の夏の気象条件が大きく影響し、一般に気温が高く、日照時間が多く、雨の少ない夏は花芽が多く形成され、翌春の花粉の飛散数は多くなる。今回の予測は、第1報の花粉飛散数予測を花芽調査などに基づき一部修正し、また、新たにスギ花粉飛散開始時期の予測を行ったもの。これによると、2013年のスギ花粉の飛散開始時期は、例年並みか例年より遅く、2月中旬に九州・四国・東海・関東から花粉シーズンが始まると予測されている。また、2013年春のスギ・ヒノキ・シラカバの花粉の総飛散数は、前年(2012年)の飛散数が全国的に例年並みか少なかったことから、来春の飛散数は前年に比べると、九州地方で少ない他は全般に多く、関東・東北地方と北海道は3~7倍になる見込みという。同協会では、今後の花芽調査や気温予測などのデータを基に内容を更新する予定。

情報源 (一財)日本気象協会 トピックス
機関 (一財)日本気象協会
分野 健康・化学物質
大気環境
キーワード 予測 | 花粉 | 飛散量 | スギ | ヒノキ | 日本気象協会 | 日照時間 | シラカバ | 花芽
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