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 環境省、大間風力発電所建設事業に係る環境影響評価準備書に対する環境大臣意見を提出

発表日:2012.12.06


  環境省は、大間風力発電所建設事業に係る環境影響評価準備書について、平成24年12月6日付けで経済産業大臣に対し、環境影響評価項目の再検討、騒音・低周波音及び動植物に関する追加調査及び環境保全措置並びに事後調査等を求める環境大臣意見を提出した。同事業は、電源開発(株)が青森県下北郡大間町において、総出力19,500kW(定格出力1,950kW級の風力発電設備10基)の風力発電所を新設するもの。対象事業実施区域は、青森県指定大間鳥獣保護区に指定され、希少な猛禽類であるミサゴの複数繁殖や、ノスリ、オジロワシ等の渡り・越冬が確認されている。さらに、天然記念物に指定されているニホンザルの生息北限地になっている。今回の環境省意見では、主に以下の指摘がなされた。1)環境影響評価項目の再検討をすること、2)騒音及び低周波音の事業調査の実施、3)動物、植物及び生態系の調査・予測・評価の実施。

情報源 環境省 報道発表資料
機関 環境省
分野 地球環境
自然環境
大気環境
環境総合
キーワード 風力発電 | 生態系 | 環境省 | 騒音 | 環境影響評価 | 鳥獣保護区 | 動植物 | 低周波音 | 青森県 | 環境大臣意見
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